夢をみました

チムチムとジャリジャリの冒険 後編


●●●はドアを空けて寝ているぼくを起こしてきた。揺さぶられながら不機嫌なぼくは目を覚し「起きてよ。青梗菜が腐ってるんだけど」いつものかんしゃくだと知り、スルー。不貞寝のような感じで無理矢理布団を被る。上から本が落ちてくる。いや、飛んでくる。布団越しの感触で文庫本の手塚治虫マンションOBAだ、まぁそんな記憶も薄れてしまって眠くなっていく。

夢の中ではもう一人に出会う。とても優しいこの人はぼくにシュークリームを渡してくれた。アハアハいいながらそのシューのクリームを頬張ると中から「嘘だよ」ボールペンでそう書かれた春巻きが出てきた。一回胃袋の中に入ってしまったものを再度吐き出すのはプロの技だ。

もういっかい目が覚めると、ぼくは不機嫌だからなんで目を覚ましたのかを考える。●●●はこんどは冷蔵庫から印画紙をだせと怒っているらしく、いつものかんしゃくだと知り、スルーした。不貞寝のような感じで無理矢理布団を被る。上から本が落ちてくる。いや、飛んでくる。布団越しの感触で文庫本の手塚治虫マンションOBAだ、まぁそんな記憶も薄れてしまって眠くなっていく。

夢の中では叶姉妹に出会う。やはり胸はシューのクリームだ。もう騙されまいと目線をそらすとぼくのプロ並の嗅覚で、そのシュークリームの皮は「嘘だよ」ボールペンでそう書かれた複数の春巻きで出来ていた事を知ってしまう。不機嫌なぼくは目を覚しかける。「「起きてよ。青梗菜が腐ってるんだけど」」そういわれて理解しきっているので不貞寝をする。

はっと起きるともう5時だ。だから急いで家を出るためにドアを開ける。そうすると青梗菜の事で怒らなければいけないのでマンションOBAを布団に投げつける。

「まぁまぁ怒りなさんな」そういいながら叶姉妹がやってきて握手をしてくれる。「ジュピター」と姉の方が大声で叫んでいるが妹は聞かないふりしているみたいだ。あれ?泣いているんじゃないか?妹は作り笑いしながら涙が出ているのが僕のプロ並の聴覚で良くわかるぞ?